2010年6月29日火曜日

第11週 画面スケッチ発表・企業での事例






今週は「画面スケッチ発表・企業での事例」でした。

最初はサイト構成図やユーザーフローのおさらいを含めた山崎先生による指導。
その後、昨年の授業の最終プレゼン資料を見ながら山崎先生による説明を受けました。



最終発表では
・フラッシュでアクティングアウト
・ムービーを作る
という方法の二つがある。ムービーの方が本番緊張しないでいい。

次回は発表。1人3分
①パワーポイント発表
 ・3つの基本シナリオ
 ・情報構造図(サイトアーキテクチャ)
 ・ユーザーフロー図
②アクティン グアウトと画面デザイン
 ・もっとも魅力的なユーザーシナリオに沿って、インターフェースの魅力をアピールする。
 ・ユーザーシナリオに 沿って、各画面を見せながら、アクティングアウトをする。
 ・各画面は、ペーパープロトまたは画面デザイン
 ・アクティングアウトはチー ムメンバーと協力する




その後は山崎、石田班と中本、三丸班に別れて画面デザインに重点をおいてアドバイスを受ける。

次週はデータを12:00~13:00の間に山崎研究室に提出しに来てください。

2010年6月22日火曜日

第10週 ユーザー評価結果発表


今週はユーザー評価結果発表でした。
前半はインターフェースの検討を行いました。
半分はIA(情報アーキテクチャ)についての話。


[前半の連絡事項]
・今週から情報インターフェースに突入
・再来週に情報インターフェースの中間なので、それに向けてがんばる。
(一人3分。画面デザインとアクティングアウト)
・インターフェースは情報アーキテクチャを考える。見えない部分が重要になってくる。
・サイト構成図、ワイヤーフレームを作ってくる。


[来週までの課題(レポート形式)]
下記を14:50までに提出
①3つの基本シナリオを作る
 ・画面のインターフェースを考慮したシナリオにする
 ・インターフェースとして魅力的な部分を入れる。
②3つの基本シナリオを考慮しサイト構造図(サイトマップ)を作る。
③代表的なシナリオに沿って、各画面のワイヤーフレーム(または画面スケッチ)を作る。


[7/6 情報インターフェース中間発表:発表内容(一人3分)]
①パワーポイント発表
 ・3つの基本シナリオ
 ・情報構造図(サイトアーキテクチャ)
 ・ユーザーフロー図
②アクティングアウトと画面デザイン
 ・もっとも魅力的なユーザーシナリオに沿って、インターフェースの魅力をアピールする。
 ・ユーザーシナリオに沿って、各画面を見せながら、アクティングアウトをする。
 ・各画面は、ペーパープロトまたは画面デザイン
 ・アクティングアウトはチームメンバーと協力する


[情報アーキテクチャ]
複雑で分かりにくい情報をわかりやすくする考え方、技術

ユーザーエクスペリエンス
=テクノロジー+ビジュアルコミュニケーション+情報アーキテクチャ
表面的にはわかりにくいが情報アーキテクチャはデザインにおいて重要。
「IA100」情報アーキテクチャでのおすすめの本


[コンセプト]
ユーザーにとってのデザインコンセプト
        +
モノにとってのデザインコンセプト

以上の二つの方向からコンセプトを検討。




[サイトコンセプト]
・ユーザーシナリオ(ストーリーボード)
・ユーザーフロー(ユーザーが使用する、操作する順番)
・コンセプトダイアグラム


[サイトストラクチャー]
サイトの構造、骨格

[ナビゲーション]
他のページにつながる道筋。
「グローバルナビゲーション」「ローカルナビゲーション」などがある

建築の平面図と似てる。
グローバルエリア(どこのページに行っても共通で見える部分)
コンテンツエリア(実際にみる部分)
ローカルエリア(分野:例えば商品や製品)
グローバルエリアの例:アマゾン

グローバルとローカルはボタンがあって、そこから違うページに飛ぶ。

[ラベル設計]
名前の付け方
製品?商品?プロダクト?どう呼んだらユーザーはわかりやすいか
完結に
(例:アップルのホームページ「ストア」)


[ワイヤーフレーム]
建築でいう家のレイアウト図
これを来週までにやってくる。



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後半はスナミさんによるプロトタイプの講演

プロトタイプの意味
 ・形状を確認
 ・短時間、低コスト
 ・ハンドツールの検証に非常に有効

デザインモックアップの手法
 ・曲面が多いもの
 ・平面が多いもの(スチレンボード:削りやすい、ボリュームがだしやすい。プラバン)
 ・細い(プラ棒、針金)

スタイロフォームを使ったプロトタイプ
 スタイロフォーム=断熱材(大きくて安い)
①買ってくる
②カットする
 ポイント:カッターを長く出す。刺身を切るイメージで切る。
③接着する
 スチのりで接着
④接着面を固定
 マスキングテープなどで固定する。
⑤アウトラインを書く
 三面図で各面に書く。(ここ重要!!/山崎先生)

⑥荒取り
 ここでもカッターの刃を長く出す。Vカットを何度も繰り返す。
⑦荒取り完成
⑧荒削り
 サンドペーパーで荒取りで取れなかったところを削る。
 内側はサンドペーパーを丸める。曲線面などは丸める。完成
⑨下地作り
 モデリングペーストを使用。(アクリル画で使うモノ。)ヘラで最初はべたべたぬる。
 ケーキにクリームをぬるイメージ。持つところがなくなったら、棒などを刺す。
⑩乾燥したら削る
 再びサンドペーパーで削る。凹みは棒の周りにサンドペーパーを巻き削る。
 平面を削るにはサンドペーパーを机に固定させモックの方を動かす。
⑪徐々にサンドペーパーを細かいモノに
⑫サーフェーサーを吹く
 細かい凹凸を吸収してくれる。凹凸が浮き出る。注)模型用を買う。(車用は粒子が荒い)
⑬耐水ペーパーで磨く
 水につけて磨く、非常に細かいペーパー
⑭再度サーフェーサーを吹き、下地完成。
⑮塗装する
 ここでも模型用を買う。
⑯ラインテープを張る
⑰下側を塗る
 今回はアクリルで塗装。乾く前に塗る。水をぬる感覚で。→乾燥させる
⑱部品の取り付け
 既製品で使える部品は使うと完成度が上がる。今回はマウスなのでUSBのケーブルなど

参考文献
グラフィック社 「モデリングテクニック」

オマケ
RP機(ラビットプロトタイピング)
3Dプリンター

3D CAD
3D CG

STLファイル

光造形
溶解積層
粉末積層

仕上げ



参考文献
日刊工業新聞社「絵ときでわかる3次元CAD」

2010年6月15日火曜日

第9週 情報プロダクト最終発表






今週は情報プロダクト最終発表でした。

企業からのゲスト審査員として、富士通の方に来ていただきました。


発表は一人3分。
①はじめにテーマ、コンセプト→最終形のイメージ 模型、CG
(気づき、誰のため、どういうこと)
②対象ユーザー、シナリオ、気づき、コ ンセプト
③スケッチ、CG、模型
以上の項目を発表に含め、情報プロダクトを発表しました。

[具体的なアドバイス]
・形よりどういう風に表示されるかが重要。
・システムや仕組みはどうなっているか?(どうやって発光?どうやって取り込む?)
・操作方法は難しくないか?シンプルに
・普段の使い方。持ち歩くものなら、持ち歩くのに適した形か?
・自分のオリジナリティの部分をつめて完成度の高い作品にしてください。
・具体的な操作やシーンが入ってない発表が多い。
・自分でやってみて→必要かわかる。
・アイディアを実現する仕組みを考える。
・期間限定系な提案は使用期間が終わったらどうするの?
・こういう使い方だからこの形。
・使用時と使用してないない時の差は?(持ち運びなど)
・マルチより特化してしまった方がいい場合もある。

次回
[持ってくるもの]
・モックアップ(今回、忘れた人も持って来た人も)
・画面のスケッチ(手書きで可)

前半:インターフェースの検討
後半:スナミさん(千葉工業大学のOB)に来ていただいて発砲材によるモックの作り方を教わる。

2010年6月8日火曜日

第8週 ラフモックアップ発表・企業での事例




今週は
山崎、石田班と
中本、三丸班に分かれてラフモックの発表とアドバイスを行いました。
・対象ユーザー
・使用シーン
・デザインのコンセプト
・プロダクトの特徴
などを順番に発表
発表に対してのアドバイスをもらう。


 
[具体的なアドバイス例]
・似たようなデザインがある場合は、既存のデザインでの問題点を考える。
・既存のデザインとの違い、自分のデザインのオリジナリティを考える。
特化させたモノが表に出ている。(普通ではできない。マルチ端末との違い。)
・アイディア展開の時、いかにデザインのバリエーションが出せるか。

デザイナーはいかにデザインのバリエーションを出せるかが重要


・工夫。
・使い方から形に落とし込む。






今回のアドバイスを次回の発表に活かしてください。





来週は「情報プロダクト最終発表」
富士通の方に来ていただきます。
当日12:00~13:00の間に山崎研究室にデータを提出しに来てください。
発表時間:3分
①はじめにテーマ、コンセプト→最終形のイメージ 模型、CG
(気づき、誰のため、どういうこと)
②対象ユーザー、シナリオ、気づき、コンセプト
③スケッチ、CG、模型


インターンでは1週間でアウトプットしなくてはんならない。
迷ってる人、まだ間に合う。がんばろう。




企業が求める人材
・プロダクト
・インターフェース
その両方ができる人物

企業の人事募集はプロダクトとインターフェースの二つ

2010年6月1日火曜日

第7週 コンセプト発表













今週はまずグループディカッションから始まりました。

グループディスカッションとは?
・グループのメンバーの入れ替え(一人ずつ入れ替わる)
・他のグループのメンバーの前でプレゼンテーションする。
・一人終わったら、次の一人に替わる。
目的
・他グループにプレゼンすることで新たな意見をもらう。
・プロセスをあまり知らない人にプレゼンする事で、伝える工夫をする。
=デザインに、より深い考えができる。(自分のデザインのオリジナリティを再確認、再検討)

他のグループでディスカッションすることによって今までにない意見に反応して意見が次から次に連鎖のようにでてくる。


最後の20分、今週提出期限のレポートの発表会を行った。

[レポート内容]
①ユーザーにとって5つの提供価値
②情報プロダクトの5つの特徴
③シーンスケッチ
④プロダクトのスケッチ
⑤ プロダクトのレンダリング(イラレ、CG)

ディカッションでプレゼンを聞けなかった人のデザインを見る事ができる。


大切なのは自分の意見を人に伝えること。伝えようとするとき自分の中で考えを整理する、これが重要。もし煮詰まったら友達に聞き役になってもらって改めてアイディアを見つめ直すのもいいかも知れません。



今回のグループディスカッションを参考にして、
次週の「ラフモックアップ発表・企業での事例」に備える。

[次回までの課題]
■プロトタイプ
・スタイルフォームなどで形が明確にわかるように
・操作部、画面がわかるように紙で張る

再来週は最終発表なので各自準備を進める。
[行き詰まった人へ]
・二ついいアイディアがある人→二つ作る
・いいアイディアがない人→まず100個アイディアを出す
限定して考えるとアイディアは広がる。(例:電車でどう使う?いつ?誰が?)

詰まったら山崎研に、先生や院生のアドバイスを受けに来てください。

(石田)