2010年5月18日火曜日

第5週 プロダクト中間発表

今週はプロダクトの中間発表でした。


企業側のコメンテーターとして日立の方に来ていただきました。


一人2分間での発表。
[発表内容]
・フォトダイアリーやインタビューなどからの気づき
・ペルソナの詳細
・ユーザーの本質的要求
・サービスシナリオ
・アクティビティシナリオ
・プロダクトのシーンスケッチ
・ペーパープロトタイプetc...






























[教員のアドバイスの一例]
「目的を明確にする。」
「インターフェースの視覚的な面白さを追求してみて。」
「コンセプトはいいが出したアイディアが少ない。」
「もっとユーザー観察の結果をデザインに活かしてほしい。」
「○○を楽しむ→どうやって楽しむのか?」
「ユーザーにとっての必要性は?」
「このプロダクトを使っている状況は?」
「既存の製品の形にとらわれず自由に発想してほしい。」




(課題サポート系、ノート系の提案の学生へ)
「課題に対して思考錯誤する。これも課題や授業の意義ではないか?」
「学生はそういうものにお金をかけない。」


(テーマBの学生へ)
「お年寄りが日常的にどんな行動をとっているか調べてみて。」例:モノをすぐあげたがる。
「若い自分には気づかない問題があるから考えてみて。」















[指導教員の総評]
山崎「みんな意外とプレゼンがうまい。時間内に終わるのはすごいよね。
①なぜ?という気づきが浅い人がいる。言われてみれば・・・のように一般常識ではないこと。観察やインタビューから得る。なるほどという共感を得るもの。
②context いつ、誰が、どこでから形を考える。そうじゃないと丸や四角の普通な形になってしまう。
③液晶のディスプレイ=四角という既存の概念で考えない。
④使い方のステップ
以上の4つを自分にしかないオリジナリティのあるデザインにする為に使う。」

中本「気づき、いい気づきをしてるのに形に落とすと平凡になってしまっていた。気づきと形をつくる行程を往復してみて」

日立の方「3年生なのにプレゼンうまい。HCDは近年、企業でも使うからこの授業を大切にして」


TA石田
「自分のデザインのオリジナリティはどこにあるか?もう一度考えてみてください。
達成させたい目的に対してこの形状でいいかをもう一度見直してみてください。
予定管理や栄養管理、授業の管理などが多かった気がします。管理系のデザインは情報の入力方法や情報を引き出す方法を改めて考えてみてください。」






今週の内容を含めて
次週の「アイディア展開と詳細スケッチ発表」に備える。


次週:前半SONYの方が来てくれる。後半今回のアドバイスを受け軌道修正する。



(石田)

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