2010年6月22日火曜日
第10週 ユーザー評価結果発表
今週はユーザー評価結果発表でした。
前半はインターフェースの検討を行いました。
半分はIA(情報アーキテクチャ)についての話。
[前半の連絡事項]
・今週から情報インターフェースに突入
・再来週に情報インターフェースの中間なので、それに向けてがんばる。
(一人3分。画面デザインとアクティングアウト)
・インターフェースは情報アーキテクチャを考える。見えない部分が重要になってくる。
・サイト構成図、ワイヤーフレームを作ってくる。
[来週までの課題(レポート形式)]
下記を14:50までに提出
①3つの基本シナリオを作る
・画面のインターフェースを考慮したシナリオにする
・インターフェースとして魅力的な部分を入れる。
②3つの基本シナリオを考慮しサイト構造図(サイトマップ)を作る。
③代表的なシナリオに沿って、各画面のワイヤーフレーム(または画面スケッチ)を作る。
[7/6 情報インターフェース中間発表:発表内容(一人3分)]
①パワーポイント発表
・3つの基本シナリオ
・情報構造図(サイトアーキテクチャ)
・ユーザーフロー図
②アクティングアウトと画面デザイン
・もっとも魅力的なユーザーシナリオに沿って、インターフェースの魅力をアピールする。
・ユーザーシナリオに沿って、各画面を見せながら、アクティングアウトをする。
・各画面は、ペーパープロトまたは画面デザイン
・アクティングアウトはチームメンバーと協力する
[情報アーキテクチャ]
複雑で分かりにくい情報をわかりやすくする考え方、技術
ユーザーエクスペリエンス
=テクノロジー+ビジュアルコミュニケーション+情報アーキテクチャ
表面的にはわかりにくいが情報アーキテクチャはデザインにおいて重要。
「IA100」情報アーキテクチャでのおすすめの本
[コンセプト]
ユーザーにとってのデザインコンセプト
+
モノにとってのデザインコンセプト
以上の二つの方向からコンセプトを検討。
[サイトコンセプト]
・ユーザーシナリオ(ストーリーボード)
・ユーザーフロー(ユーザーが使用する、操作する順番)
・コンセプトダイアグラム
[サイトストラクチャー]
サイトの構造、骨格
[ナビゲーション]
他のページにつながる道筋。
「グローバルナビゲーション」「ローカルナビゲーション」などがある
建築の平面図と似てる。
グローバルエリア(どこのページに行っても共通で見える部分)
コンテンツエリア(実際にみる部分)
ローカルエリア(分野:例えば商品や製品)
グローバルエリアの例:アマゾン
グローバルとローカルはボタンがあって、そこから違うページに飛ぶ。
[ラベル設計]
名前の付け方
製品?商品?プロダクト?どう呼んだらユーザーはわかりやすいか
完結に
(例:アップルのホームページ「ストア」)
[ワイヤーフレーム]
建築でいう家のレイアウト図
これを来週までにやってくる。
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後半はスナミさんによるプロトタイプの講演
プロトタイプの意味
・形状を確認
・短時間、低コスト
・ハンドツールの検証に非常に有効
デザインモックアップの手法
・曲面が多いもの
・平面が多いもの(スチレンボード:削りやすい、ボリュームがだしやすい。プラバン)
・細い(プラ棒、針金)
スタイロフォームを使ったプロトタイプ
スタイロフォーム=断熱材(大きくて安い)
①買ってくる
②カットする
ポイント:カッターを長く出す。刺身を切るイメージで切る。
③接着する
スチのりで接着
④接着面を固定
マスキングテープなどで固定する。
⑤アウトラインを書く
三面図で各面に書く。(ここ重要!!/山崎先生)
⑥荒取り
ここでもカッターの刃を長く出す。Vカットを何度も繰り返す。
⑦荒取り完成
⑧荒削り
サンドペーパーで荒取りで取れなかったところを削る。
内側はサンドペーパーを丸める。曲線面などは丸める。完成
⑨下地作り
モデリングペーストを使用。(アクリル画で使うモノ。)ヘラで最初はべたべたぬる。
ケーキにクリームをぬるイメージ。持つところがなくなったら、棒などを刺す。
⑩乾燥したら削る
再びサンドペーパーで削る。凹みは棒の周りにサンドペーパーを巻き削る。
平面を削るにはサンドペーパーを机に固定させモックの方を動かす。
⑪徐々にサンドペーパーを細かいモノに
⑫サーフェーサーを吹く
細かい凹凸を吸収してくれる。凹凸が浮き出る。注)模型用を買う。(車用は粒子が荒い)
⑬耐水ペーパーで磨く
水につけて磨く、非常に細かいペーパー
⑭再度サーフェーサーを吹き、下地完成。
⑮塗装する
ここでも模型用を買う。
⑯ラインテープを張る
⑰下側を塗る
今回はアクリルで塗装。乾く前に塗る。水をぬる感覚で。→乾燥させる
⑱部品の取り付け
既製品で使える部品は使うと完成度が上がる。今回はマウスなのでUSBのケーブルなど
参考文献
グラフィック社 「モデリングテクニック」
オマケ
RP機(ラビットプロトタイピング)
3Dプリンター
3D CAD
3D CG
↓
STLファイル
↓
光造形
溶解積層
粉末積層
↓
仕上げ
参考文献
日刊工業新聞社「絵ときでわかる3次元CAD」
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